DID: 799
タイトル:廃墟から
サブタイトル:
原題:
著者:原民喜
翻訳者:
編者:
提供:青空文庫
底本:「日本の原爆文学1」ほるぷ出版
1983(昭和58)年8月1日初版第1刷発行
初出:「三田文学」
1947(昭和22)年11月号
※連作「夏の花」の2作目。
※「――今も彼女は近所の子供で家屋の下敷になつてゐた姿をさまざまと思ひ浮かべて戦くのであつた。」の文は他の本では次のようになっている。
「定本原民喜全集I」(青土社 1978年8月1日発行)では、「――今も彼女は近所の子供で家屋の下敷になつてゐた姿をまざまざと思ひ浮かべて戦くのであつた。」とされており、「さまざま」ではなく「まざまざ」となっている。
「原民喜全集第二巻」(芳賀書店 初版発行 昭和40年8月15日)でも同様に、「まざまざ」となっている。
※「だが、白昼広島上空を旋回中といふ事態はもう容易ならぬことであつた。」の文は他の本では次のようになっている。
「定本原民喜全集I」(青土社 1978年8月1日発行)では、「だが、白昼広島上空を旋回中といふ事態はもう容易ならぬことではあつた。」とされており、「ことであつた」ではなく「ことではあつた」となっている。
「原民喜全集第二巻」(芳賀書店 初版発行 昭和40年8月15日)でも同様に、「ことではあった」となっている。
※「鼻血が抜け、咽喉からも血の塊りをごくごくと吐いた。」の文は他の本では次のようになっている。
「定本原民喜全集I」(青土社 1978年8月1日発行)では、「鼻血が抜け、咽喉からも血の塊りをごくごく吐いた。」とされており、「ごくごくと吐いた」ではなく「ごくごく吐いた」となっている。
「原民喜全集第二巻」(芳賀書店 初版発行 昭和40年8月15日)でも同様に、「ごくごく吐いた」となっている。
※「書物も紙も机も灰になつてしまつたのだが、私の内心の昂揚を感じた。」の文は他の本では次のようになっている。
「定本原民喜全集I」(青土社 1978年8月1日発行)では、「書物も紙も机も灰になつてしまつたのだが、私は内心の昂揚を感じた。」とされており、「私の」ではなく「私は」となっている。
「原民喜全集第二巻」(芳賀書店 初版発行 昭和40年8月15日)でも同様に、「私は」となっている。
入力:ジェラスガイ
校正:砂場清隆
2002年7月20日作成
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