DID: 2200

タイトル:槍ヶ嶽紀行
サブタイトル:
原題:
著者:芥川龍之介
翻訳者:
編者:
提供:青空文庫

底本:「現代日本紀行文学全集 中部日本編」ほるぷ出版
   1976(昭和51)年8月1日発行
初出:「改造」改造社
   1920(大正9)年7月
※巻末に1920(大正9)年6月記と記載有り。
※疑問箇所の確認と訂正にあたっては、「芥川龍之介全集 第六巻」岩波書店、1996(平成8)年4月8日発行を参照した。
※「それにも関らず峠へかかると、彼と私の間の距離は、だんだん遠く隔たり始めた。」は、「芥川龍之介全集 第六巻」岩波書店、1996(平成8)年4月8日発行(以下同)では、「それにも関らず峠へかかると、彼と私との間の距離は、だんだん遠く隔たり始めた。」とされており、「彼と私の間」ではなく、「彼と私との間」となっている。
※「馬糞にたかつてゐる蛇の目蝶とを煽つて行く私、――それがこの急な路の上に、生きて動いてゐるすべてであつた。」は、「馬糞にたかつてゐる蛇の目蝶とつて行く私と、――それがこの急な路の上に、生きて動いてゐるすべてであつた。」とされており、「煽つて行く私、」ではなく、「煽つて行く私と、」となっている。
※「牛は<注 種別="注記" 付与="入力" 内容="[#「沾」は底本では「沽」]" />んだ眼を挙げて、じつと私の顔を眺めた。」は、「牛はんだ眼を挙げて、ぢつと私の顔を眺めた。」とされており、「じつと」ではなく、「ぢつと」となっている。
※「私たちの左手に続いてゐる絶壁上を指さしながら、」は、「私たちの左手に続いてゐる絶壁の上を指さしながら、」とされており、「絶壁上」ではなく、「絶壁の上」となっている。
※「小雨に濡れた案内者は、剛情な歩みを続けながら、相不変無愛想にかう答へた。」は、「小雨に濡れた案内者は、剛情な歩みを続けながら、不相変無愛想にかう答へた。」とされており、「相不変」ではなく、「不相変」となっている。
入力:林 幸雄
校正:砂場清隆
2003年3月8日作成
青空文庫作成ファイル:
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「くの字点」をのぞくJIS X 0213にある文字は、画像化して埋め込みました。
この作品には、JIS X 0213にない、以下の文字が用いられています。(数字は、底本中の出現「ページ-行」数。)これらの文字は本文内では「※[#…]」の形で示しました。
「山+賛」  ?? 145-上-13  

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